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「親友は悪女」清水くるみ「真奈目線でドラマを楽しんでくれる人を増やしたい」 山谷花純「愛を持って演じようと思いました」

 ドラマ「親友は悪女」の取材会が行われ、出演者の清水くるみと山谷花純が取材に応じた。

 本作は、真奈と妃乃という対照的な2人の友情と、刺激的な恋愛模様を描く人間ドラマ。

 純粋で控えめな主人公の堀江真奈を清水が、真奈と周囲の男性たちを翻弄(ほんろう)する“悪女”であり、もう一人の主人公の高遠妃乃を山谷が演じる。

 山谷は、最初に原作と脚本を読んだときには、「妃乃は全く理解できなくて、真奈目線で読みました」と話す。

 そんな妃乃を演じるに当たっては、「共感を抱くことが難しかったので、とにかく愛を持って演じようと思いました。高校時代の回想シーンを大切にして、そこをベースに役を作っていき、再会してからのシーンを組み立てていきました」と明かした。

 一方、清水は「私は逆に妃乃目線で読みました。何で裏切られていることに気付かないんだろうと、真奈の純粋さに最初はイライラしてしまう部分があって。なので、視聴者の方にそう思われないようにしたいと思いましたし、真奈目線でドラマを楽しんでくれる人を増やしたいと思って演じました」と語った。

 また、劇中で“親友同士”を演じたことにちなんで、友情を築く上で欠かせないものを聞かれると、清水は「“信頼”」と即答。

 山谷は「“覚悟”です」といい、「裏切られてもいいと思った人としか仲良くならないので。その人に嫌われても、嫌なことをされても、私は好きだと思える人が親友なのかなと思います。だからこそ、自分の話もするし、寄り添いたいと思うのかもしれない」と持論を展開した。

 これを聞いた清水は「(山谷は)芯が強いんだと思います。私はビビりだから裏切られたくないし、裏切りたくない。裏切られたら引いてしまう。きっと花純ちゃんは、真奈タイプなんだと思います。すてきです」と語った。

 ドラマ「親友は悪女」は、毎週日曜午後11時30分にBSテレ東で放送。