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学校・塾での漢字検定受検が可能に 4月「漢検オンライン」がスタート

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「漢検オンライン」

 

 漢字能力に関する検定を実施している公益財団法人 日本漢字能力検定協会(漢検、京都市)は、新たにオンラインで検定受検ができる「漢検オンライン」を始める。4月3日から受付を始め、4月24日から受検できる。

 漢検オンラインは、学校や塾など団体が対象。漢字検定は、紙での受検のほか、漢検が設定した日程と会場でコンピューターによる受検を行っているが、今後は学校や塾などの希望で受検日を自由に設定でき、会場に行かずにインターネット受検できるのが特徴だ。

 また、これまで10人以上が条件だった団体受検の人数制限をなくしたほか、合否結果が受検後14日以降(従来は25~30日後)に早まる。

 漢検によると、団体で受検する検定については、学校などから「学校行事と重なって難しい」「入学試験の出願までに合格させたいが、もう実施できる検定日がない」といった声があったというが、学校にパソコンやタブレットの普及が進んだことから、教育現場での受検が可能になったとしている。

 漢字検定は1級から10級まであるが、漢検オンラインは2級~7級の受検が可能。検定料は2級が3500円、準2~4級が各2500円、5~7級が各2000円。