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“口コミ”の効果⁉ 同名の星付きレストランと誤解

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 美食の代名詞になっている、フランス・ミシュランガイドの星付きレストラン。近所の店に星が付いたら、誰だって行ってみたくなる。ところが、フランス中部のブールジュにある“一つ星“の店は、お昼だけ開店している普通のビストロ。実は星がついていたのは、別の地域にある同じ名前のレストランだった、という珍事がフランスであった。

 France Bleuなど現地メディアによると、店の名前は「Le bouche à oreille」、直訳すれば「口から耳へ」、まさに“口コミ”というような意味だ。“本当に”星が付けられたのは、エッソンヌというパリ近郊の町のシャペル通りにある店。ところが、ミシュランのネット版を見ると、同じ名前で、しかもシャペル通りだが、まったく違う地域にある店に星がついていた。

 間違って星が付いたのは、月~金までお昼のみ開いている店で、近所で働く人が気軽に食べにくる地域のビストロ。店を切り盛りするヴェロニクさんは、「ここは誰でも入れるオープンな雰囲気の店。サクッと早く食べられるもの、家庭料理やビュッフェだってある」と話し、星は“間違い”だったけど、「これからも今まで通りよ」と“珍事”を楽しんでいる様子。店の客たちも「ここに来るのは、ヴェロニクがとてもいい人だから。料理?労働者の我々には“星付き”だし、伝統的な料理だけど、まあ本物の星付きと同じとは言えないかもね」。

 ミシュランはコメントを控えているが、店名や通りの名前が同じであることが原因の間違いのようで、載っているのはネット版だけ。出版されている本には、“間違い”の店は掲載されていない。