まめ学

夫婦間の“家事不均衡”が顕著!? 食器洗いやゴミ出しはするけれど…

img_124151_4 女性の活躍が話題になる昨今、重要なポイントになりそうな夫婦間における家事協力の実態はどうなのだろう? リサーチ・アンド・ディベロプメント(東京)が18~79歳の首都圏の一般生活者を対象に実施した調査によると、どの家事においても実施割合は女性の方が圧倒的に高く、専業主婦と有職者の間でも大きな差はみられなかった。

 

 家事の種類別でみると「料理」、「洗濯」、「ゴミ出し」は、夫婦共働きの男性(妻が有職者)が片働きの男性(妻が専業主婦)と比べてやや高め。一方、「食器洗い」は、夫婦共働きの男性(妻が有職者)が片働きの男性(妻が専業主婦)と比べて13ポイント高く、共働きの家庭ほど男性が食事をした後の“お片づけ”をしている傾向がある。

(図2) 家事の頻度 ※「毎日」「週2~3回位」の合計
(図2) 家事の頻度 ※「毎日」「週2~3回位」の合計

 ただ、週2~3回以上実施している家事を既婚者の男女別でみると、どの家事の実施割合も女性は7割~9割であるのに対し、男性はいずれの家事も5割以下! 家庭内で“家事不均衡”が問題にならないのか心配になる。ちなみに、この傾向は共働きがどうかに関係なく、男女に大きな差はみられない。

 内容も、比較的負担の小さい「食器洗い」、「ゴミ出し」が男性の4割程度、より負担が大きいと思われる「料理」、「洗濯」にいたっては、夫婦共働きの男性でも2割程度という“お寒い”実態だ。そのため「家事や育児を夫婦で協力してやっている」という意識は、男性と比べて女性の方が1割近く低くなっている。

(図3) 結婚観・夫婦観・家族観 ※「そう思う」「ややそう思う」の合計
(図3) 結婚観・夫婦観・家族観 ※「そう思う」「ややそう思う」の合計

 こうした家事の不均衡が背景にあるのか、「結婚した方が幸せ」、「配偶者は心の支えである」と思っているかどうか聞くと、「そう思う」は既婚男性よりも既婚女性の方が低い。中でも、「結婚した方が幸せ」の「そう思う」は既婚男性43%に対して、既婚女性26%と女性の方がシビアに考えている様子が伺える。

(図1) 結婚・夫婦・家族に関する意識 ※「そう思う」「ややそう思う」の合計
(図1) 結婚・夫婦・家族に関する意識 ※「そう思う」「ややそう思う」の合計