まめ学

自分の苗字を名乗りたい! 男女で違うその理由とは

e866f83da042ca3f21365e950500859eed19fab6 夫婦別姓(氏)に向けた民法改正の論議はもう数十年続いているが、未だ別氏のままでは“法律婚”が認められていない日本。慣習として多くの人が夫の姓を名乗る法律婚になっているが、自分の苗字を名乗りたい、または名乗っているという男性にその理由を尋ねると、「大した理由はない」という人が多いことが、「結婚と苗字に関するアンケート調査」(ワタベウェディング・京都市)で分かった。

 20~40代の既婚、未婚の男女400人を対象にした調査。「結婚後、自分と結婚相手どちらの苗字を名乗りたいですか?または名乗りましたか?」と質問したところ、未婚男性では82%が自分の苗字を名乗りたいと答え、実際、既婚男性の91%が自分の苗字を名乗っていた。もっとも、その理由(自分の苗字を名乗りたい、名乗っている理由)をたずねると、「特に理由はない」とした人が最も多く、次いで「男だから」という回答が続いた。

 一方、未婚女性の34%が自分の苗字を名乗りたいと回答したが、既婚女性で自分の苗字(結婚前の旧姓)を名乗っている人はわずか17%。自分の姓を名乗りたい理由は、「自分の苗字が好きだから」、「変更するのが面倒だから」が最多。実際、結婚して苗字を変えた後、「資格や免許の変更の手続きが大変だった」「自分が名前を呼ばれても反応できない」「結婚したの?と言われるのが面倒だった」「ニックネームがつけにくい苗字になりニックネームがなくなってしまった」など、長年“旧姓”に慣れ親しんだ生活が一変したという回答が多く、60%以上の人が結婚後、名前の変更手続きが大変だったと答えた。

 具体的に大変だった名前の変更手続きを複数回答で尋ねたところ、「銀行口座」(48.9%)が最も多く、「運転免許証」(40.2%)、3位「クレジットカード」(27.2%)と続いた。

 全体では、夫婦別姓を選択したいと答えた割合は22.3%。男女ともに既婚者と比べ未婚者のほうが夫婦別姓にしたいと思っている割合が高かった。