まめ学

親の終活をどう考えている? 現時点で一緒に取り組んでいることは・・・

Cemetery tombstones and flowers

 「人生100年時代」において、人生の終わりを見据え、より自分らしく充実した人生を送るための準備として、「終活」への取り組みが社会に浸透してきている。そんな中で、鎌倉新書(東京)が「親の終活に関する意識調査」を実施。全国40歳以上の男女で実親(片親または両親)が存命の人548人から回答を得た。

 調査によると、親の人生の終わりに向けた準備について、「親から相談してほしいと思うか」という質問に対して、「そう思う」(30.1%)、「ややそう思う」(41.6%)と回答した人は合計で71.7%と、7割を超える結果に。半面、「自分から親に相談したいと思うか」という質問に対して「そう思う」(8.6%)、「ややそう思う」(27.4%)と回答した人は合計で36.0%と「親から相談してほしい」と回答した人の約半数にとどまった。親の終活は、子どもからは話を切り出しづらいが、親から相談されたい、一緒に取り組みたいという様子がうかがえる。

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 一方、親から終活について相談されたい理由(複数回答)として、約8割が「把握しておかないと困るから」を挙げていた。さらに、親の終活について、約9割が「親の終活に一緒に取り組んでおかないと困ることがある」と回答しながらも、半数以上の人が実際には行動に移せていないことがわかった。

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 終活について、具体的に困ることを聞くと(複数回答)、1位は持ち物の整理(50.2%)、2位は財産の整理(45.3%)、3位はお葬式(43.4%)。年齢を重ねると共に所有物や資産が多くなるほか、お葬式については、生前の交友関係や本人の意向により準備すべきことが変化するため、多くの人が必要性を感じているようだ。また、「一緒に取り組みたい終活」としては、介護、お葬式、終末医療を多くの人が挙げていたが、実際に一緒に取り組んでいる終活を聞くと、トップは「なし」で半数近くとなった。