まめ学

「仕事バリバリ、家事は自堕落な妻」 発言小町大賞

img_173296_1 検索ワードでふと引っ掛かって読む、という人も多いだろう。ヨミウリ・オンラインの掲示板「発言小町」。今年のベストトピ賞は、トピ主「オサム」さんの、「仕事バリバリ、家事は自堕落な妻 10年後」に決まった。 

 発言小町は、人間関係の悩みやクスリと笑える話などが日々投稿されている、ネット上の井戸端会議のような場。1カ月で約1億5千ページビュー(PV)のアクセスを集めている。「親トピ」と呼ばれる話題のもととなる投稿は、1年間に約4万7,000件。その中から最も心に残ったトピを、ユーザー投票などをもとに選んだ。

 オサムさんは10年前、職場結婚した10歳年下の妻に関するトピを立てた。出産後も仕事を続け、営業成績は常に社内トップ。オサムさんは「こんなに仕事ができる奴は見たことがないくらいのスーパーウーマン」と持ち上げた。一方、妻は「体がしんどい。専業主婦になりたい」と言い、家事は手抜き。炊事と洗濯機を回すこと以外はオサムさんの担当で、休日はすべての家事をオサムさんが担い、「せめて休日の掃除くらいは手伝ってもらえないものかと、溜息がでます」という心情も吐露した。

 今回受賞したトピは、その妻が5カ月前に亡くなったことを報告する内容。「今はただただ悲しく、寂しく、妻の事を思い出しては涙が出る日々です」と明かし、「癌で余命宣告を受けましたが、亡くなる2週間前まで仕事に出ていました。私の妻は、最後まで仕事バリバリで、最後まで全力で、家事は苦手だったけど最高の女性でした」と締めくくった。

 これに対し、「(10年前の)トピを覚えています。本名も顔も知らないのに、知り合いが亡くなったような寂しさと悲しさがあります」「お互いの愛情がいっぱいの内容で、理想的な夫婦の姿を教えていただきました」といったレス(返答)がたくさん寄せられた。歳月を経ても変わらぬ妻への思いが共感を集めた。