社会

性的マイノリティのトイレ事情 外出先のストレス

Transgender Male. Set Of Symbols. Isolated On White Background. Unisex. Stylized Human Icon Silhouettes. Stock Vector Illustration その人の立場にならないと、なかなか想像できないことは多い。例えば性的マイノリティの人たちが外出先でトイレに入るとき。男性用、女性用と分かれている場合、それがストレスになることが少なくない。TOTO(北九州市)が実施した「性的マイノリティのトイレ利用に関するアンケート調査」によると、トイレに入る際の周囲の視線がストレスになる、というトランスジェンダーは31.1%に上る。

 ストレスは、「トイレに入る際の周囲からの注意や指摘」(23.5%)、「男女別のトイレしかなく、選択に困ること」(21.4%)なども(複数回答)。他者の視線を気にせず自由に選択できる場合、「からだの性に基づくトイレ」を利用したい人も、「性自認に基づくトイレ」を利用したい人もいる。また、トランスジェンダーは「多機能トイレ」や「男女共用トイレ」の利用意向も高い。

 「性別に関わりなく利用できる広めの個室トイレ」の普及については、トランスジェンダー(85.7%)だけでなく、シスジェンダー(からだの性と同一の性自認を持つ人)も76.0%が賛同している。