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不老長寿の果実「ムべ」を令和最初の皇室献上 滋賀県近江八幡市の大嶋奥津嶋神社

不老長寿の果実「ムべ」を令和最初の皇室献上 滋賀県近江八幡市の大嶋奥津嶋神社 画像1
滋賀県 「ムべ」の断面(食べられるのは中央のゼリー状の部分)

 

 滋賀県近江八幡市で栽培され「食べると長生きする」という言い伝えがある不老長寿の果実「ムベ」が10月中旬から11月中旬にかけて、収穫の時期を迎え、皇室に献上した。

 10月17日、大嶋奥津嶋神社の深井宮司らが近江八幡市役所で小西理市長とともに、15個のムベが入った竹かごをヒノキの箱「行器(ほかい)」に入れる作業を行った。18日、同神社の禰宜(ねぎ)ら4人が上京し、宮内庁にムベを献上した。

 ムベの皇室献上は天智天皇(在位668~671年)の時代に始まり、1982年に途絶えたが、大嶋奥津嶋神社が2002年に復活させて以降、毎年行っている。「令和の時代も、天皇皇后両陛下がムベを食べてご健康、ご安泰であることを願っています」と深井宮司は話している。

 ムベはアケビ科の果物で、秋に赤紫色の実をつける。果実は白く、黒い種を包む透明のゼリー状の果実が優しい甘みを持つ。