まめ学

消費行動の国際比較 新型コロナによる日本の変化大きく

Close up photo of shopping basket

 まだ終息のゴールが見えない新型コロナウイルス。マスクをはじめ、いつもと異なる消費行動に走る人々は少なくない。日本と欧州の消費行動を比較した調査によると、日本のこの感染症に対する関心度は非常に高く、それが消費行動にも大きく影響しているようだ。

 50ヵ国を対象にした一般消費者インターネット調査「Synoグローバルオムニバス」を利用、日本、フランス、スウェーデン、フィンランドに住む18歳以上の男女に対して実施した意識調査(Syno Japan・神奈川県鎌倉市)。それによると、毎日コロナウイルス関連の報道を追っている人の割合は日本が最も高く、次いでフィンランド、フランス、スウェーデンの順。当然のことながら、発祥地に近い国や、感染人数が多い国の消費者ほどコロナウイルスへ関心が高い。旅行を中止、計画を変更したりする人の数も、やはり日本が突出していた。

 消費行動の変化については、最近ヨーロッパなどでもパスタや米、飲料水などの買いだめが報道されているが、調査結果で見ると、「購入習慣への影響」は日本が最も高く4割近い。医療用のマスクが品薄で、生産や在庫を政府が管理することになったフランスでも、購入習慣が変わったという人は15%未満だった。