まめ学

カフェ開店式に仏大統領 コロナ対策のため、“心からの握手”

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 フランス・パリの目抜き通り、シャンゼリゼに開店したオシャレなカフェの開店セレモニーに3月9日、マクロン大統領とファーストレディーのブリジット・マクロンさんが出席した。このカフェのスタッフは皆、ダウン症や自閉症、認知障害などの当事者。店名は「カフェ・ジョワイユ」(喜びのカフェ)だ。新型コロナウイルス対策で多忙な大統領が久しぶりに見せた笑顔の動画が、エリゼ宮のサイトに上がった。

 カフェ・ジョワイユは2017年、障害のある人々に対する社会の視点を変え、働ける場所を増やしていく目的で仏西部の街、レンヌでスタートした。パリジャン紙などによると、この日マクロン大統領は、ブリジット夫人やスタッフと共に開店のテープカットを行い、「どんなに素晴らしい登山家でも、仲間を置きざりにして頂上は極められない。われわれは皆つながりを持っている。社会も同じだ」とスピーチした。カフェは今後もリヨンやリール、ヴェルサイユ、マルセイユ、モンペリエなどで開店予定。

 マクロン大統領夫妻はこの後、シャンゼリゼ通りに出ると、新型コロナウイルスの影響で顧客が減って苦しいというタクシー運転手らと言葉を交わした。行き交う市民ともあいさつを交わしたが、新型コロナウイルス予防のため、握手は控え「心からの握手を」と呼び掛けた。