まめ学

医師1,346人に聞く、コロナ終息の予想は? 長期化、あるいは終息しないという声も

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 新型コロナウイルス感染者数の増減に一喜一憂する日々が続く中、気になるのがこの感染症の終息時期。“医師のとも”(東京)が実施した医師たちへのアンケート調査では、最も多くの人が「2021年7月以降」とし、延期後の東京五輪への懸念が浮き彫りになった。

 調査対象は、20~80代の医師会員 1,346人。緊急事態宣言の目下の延長期限である5月末までに終息すると考えている人はわずか1.2%、6~7月という人も7.3%で、その理由を見ても「4月末の時点で東京都での新規感染者数が明らかに減ってきたため、このままのペースでいけば、今回の第一波についてはあと1カ月程度で終息するように思う」(50代・脳神経外科・勤務医)と、第二波への心配を残している。「順調に感染者が減少した場合、流行曲線から推測して、少なくとも残り3カ月程度はかかる」(20代・一般内科・勤務医)などの理由で、今年8~9月終息、と考える人が20%。

 来年年明け、と予測する人は7.1%で、「国民の70%以上が免疫を獲得するためにはワクチン接種が欠かせないが、ワクチンが出回るのは来年初頭と思う」(70代・小児科・開業医)などが理由。最も多かったのは、2021年7月以降で33.5%。理由は、「無症状・軽症者などの隠れ感染者を拾い上げていないので、院内感染、家族内感染が持続する」(50代・一般内科・開業医)、「自粛をすれば感染スピードは抑えられるが、経済活動や海外との渡航再開によってさらなる感染が広がってしまう」(30代・小児科・勤務医)、「終息せずに、新型インフルのように季節性インフルエンザとなって根付く可能性がある」(40代・麻酔科・勤務医)などだ。