まめ学

フリーランスのクレジットカード事情 8割以上はフリーになる前に取得

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 GV(東京)が運営する、クレジットカード等のお金に関する情報メディア「まねーぶ」は、全国の20代~60代のフリーランス500人にクレジットカード利用調査を実施した。

 ワーク・ライフ・バランスを実現する理想的な働き方として年々増加している「フリーランス」。ただ、自分のスタイルに合わせて自由に働ける一方で、仕事や収入が不安定なことや社会的信用が低いという弱点もある。昨今では、持続化給付金の支給でも話題になった。今回の調査では、そんなフリーランスがクレジットカードをどう利用しているかについて聞いてみた。

 まず、クレジットカードの保有枚数を聞くと、「1枚」25.8%、「2枚」31.4%、「3枚」26.0%と、合わせて83.2%が3枚以下という結果だった。また、プライベート用とビジネス用での使い分けについては、「使い分けしていない」が75.8%を占め、およそ4人に3人がオンオフ兼用でクレジットカードを利用していることが分かった。

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 クレジットカード発行時期については、「フリーランス以前に発行」が407人と回答者の8割以上がフリーランスになる前にクレジットカードを取得しており、そのうち勤務先等の登録情報については77.1%が「変更手続きをしていない」という実態が明らかになった。一方、「フリーランス以降に発行」と回答した150人に対して、フリーランス何年目の発行(審査)であるか調査したところ「1年目」が57.3%と突出する結果に。フリーランスは収入が安定しないため、審査が厳しいとみられることから、フリーランスになる前にクレジットカードが発行している人が多い。

 1番利用しているクレジットカードについては、プライベート利用で「楽天カード」が229人と突出し、次いで「三井住友カード」59人、「イオンカード」43人と続いた。ビジネス利用でも同様に「楽天カード」が32人と最も多く、次いで「dカード」24人、「三井住友カード」18人であり、用途やシーン問わず「楽天カード」が支持されている。

 

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 クレジットカードを選ぶ基準(複数回答)については、「ポイント・マイル還元率が高い」が343人と最も多く、次いで「入会金・年会費が無料(または安い)」293人、「ポイントの利用・移行先が充実」171人と続き、上位3項目はその他と2倍~4倍の差をつけるほど重要視されている。

 ひと月当たりのクレジットカード利用額を聞くと、プライベート利用では「1万円以上~3万円未満」が30.0%と最も多く、次いで「5万円以上~10万円未満」20.0%、「3万円以上~5万円未満」18.6%と続き、平均値は5万7,643円、中央値は3万円に。ビジネス利用では「5千円未満」が35.8%と最も多く、次いで「1万円以上~3万円未満」31.4%、「5万円以上~10万円未満」14.2%と利用額の振れ幅が大きく、平均値は2万5,471円、中央値は1万円と、プライベート利用よりも平均およそ3万円低くなった。

 最後に、クレジットカード利用用途について質問すると、プライベート利用では「オンラインショップ」が378人と最も多く、次いで「スーパー・コンビニ」314人、「レストラン・飲食店」179人と続き、主に日常生活で利用されているようだ。ビジネス利用ではプライベート同様「オンラインショップ」が179人と最も多く、次いで「インターネット関連(プロバイダ・サーバー費など)」121人、「レストラン・飲食店」80人と続き、仕事に関するインターネット費用や打ち合わせ時の飲食代がメインとなっている。

 この結果を受け、調査監修のFPみらいえ山田琴江氏は、確定申告時に手間がかからないとして、プライベートとビジネスでクレジットカードを使い分けることを推奨している。