まめ学

コロナ感染拡大前と後で女性の意識はどう変わった? 家事負担は依然として重い様子

Woman using a laptop

 「女性のエンパワーメント推進と社会活性化」を目的としているHAPPY WOMAN実行委員会(東京)は、「チョコラBB」を販売しているエーザイ・コンシューマーhhc事業部とともに、働く女性の意識・実態調査を実施した。

 「働く女性のウェルビーイング(心身の幸福)向上」を目的としたこの調査は、新型コロナウイルス感染拡大前・後の計2回(2月・4月)行なわれた。対象者は 20~59歳の有職者(パート含む)の女性で、両月とも20代/30代/40代/50代の各500人、計2,000人を下記4属性別に調査した。

❶ DEWKS(子どもを持つ共働き夫婦)

❷ DINKS(子どもを持たない共働き夫婦)

❸ バリキャリ(管理職以上、婚姻不問)

❹ シングルワーカー(独身)

 それによると、テレワーク経験者は、新型コロナウイルス感染拡大前は11%だったのに対し、拡大後は2.4倍に増加したものの、全体では26%にとどまっている。地域ごとに差が見られ、関東エリアは全国と比べて10ポイント程度経験率が高く36%、特に東京都は46%と突出していた。雇用形態別では、正規社員が33%、自営業・フリーランス57%に対し、非正規社員が16%となっている。

 テレワークのメリットを聞くと、「通勤時間がない/通勤電車に乗らなくてよい」が37%、次いで「自分のペースで仕事ができる・時間の調整ができる」が10%で続いた。この理由として、「通勤時間がなくなり、ストレスが軽減された」(50代DEWKS)、「周りを気にせずに自分の好きなペースで仕事ができる」(30代シングル)、「時間にゆとりができ、自己改善に費やせる」(40代バリキャリ)などの声が聞かれる。

 一方、デメリットとしては、「仕事上のコミュニケーションが取りづらい・不足する」が10%でトップ、次いで「仕事の効率が悪い・やりづらい・進まない」(9%)、 「仕事に集中できない・仕事ができない」(7%)が上位に挙がった。

 新型コロナウイルス感染拡大後においても、5割以上家事負担をしている女性は75%という結果になった。内訳として、女性が全ての家事を負担している割合は22%、5割以上の負担は53%となっている。感染拡大後の 「女性の家事負担率」の平均は70%となっており、テレワーク下、在宅時間が増加した場合でも「家事・育児」において、女性の負担率は高い水準にあるようだ。41%の女性が4割〜6割の家事負担率を理想としているが、現実には48%の女性が8割〜10割の家事負担をしていることも明らかになった。