まめ学

コロナ禍でコミュニケーションに変化 マスク越しの対話で気を付けたいのは?

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 マスクにさえぎられ、声が聞き取りづらいし表情も読めない。ひたすらうなずいたり首を振ったりと、コロナ禍のコミュニケーションはボディランゲージが重要になりつつある。マンダム(大阪市)が行った「コロナ禍の対面コミュニケーションとおしゃれ・身だしなみの実態および意識調査」によると、マスク越しの対話は、やはり非言語コミュニケーションの課題が多いようだ。

 全国の20~69歳の男女1,110人を対象に調査。まず、マスク着用率は「外出時」が94.6%、「人との対面時」は95.2%と、ほとんどの人がマスクを着用している。マスクをしている時のコミュニケーションについて尋ねると、「相手の声が聞きとりにくい」(46.9%)という人が最も多く、「相手の表情が読み取りづらい」(36.4%)、「こちらの感情が伝わりにくい」(22.1%)など、言葉以外のコミュニケーションの課題が目立った。

 対策としては、「滑舌よくはっきりとしゃべる」ことはもちろん、「うなずきや相づちの回数を増やしている」「オーバーなリアクションやアイコンタクトを意識する」と答えた人も多かった。

 また、20代の男性の5人に1人は、コミュニケーションのきっかけとして相手の髪型やメークの話題を活用していた。これについて、立正大学心理学部の笠置遊(かさぎ・ゆう)准教授は「マスクで隠れていないので注目されやすい髪型をアレンジすることで自分に対して相手が持つ印象が変わり、円滑な会話のきっかけになる可能性」「自分の印象について相手からフィードバックをもらうことが自信につながる可能性」などを挙げ、おしゃれ・身だしなみを通じた非言語コミュニケーションの活用も、ニューノーマル時代のコミュニケーションのポイントになってくるとコメントしている。