まめ学

コロナ禍のペット需要 癒やしを求めても2割は飼い方・育て方調べず

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 コロナ禍で在宅時間が増えたことの影響で、ペットブームの傾向が指摘されている。一方、ペットを取り巻く環境では、飼育放棄などの深刻な問題も絶えない。クロス・マーケティング(東京)は、全国20歳~69歳の男女1,100人を対象に「ペットに関する調査(2020年)」を実施(11月27日~28日、インターネット調査)。全体の約1割(88人)が、政府の緊急事態宣言が発令された4月以降にペットを飼い始めたり飼うことを検討していたりした。

 その88人にペットの種類を聞くと(複数回答)、犬(54.5%)、猫(35.2%)が圧倒的に多く、げっ歯類(ハムスターなど、14.8%)、魚類(11.4%)、鳥類(9.1%)、ウサギ(9.1%)など。きっかけは、「癒やされる」(42.0%)、「以前から飼いたかった」(31.8%)、「動物が好き」(25.0%)が3トップ。また、「ペット動画を見て欲しくなった」(20.5%)、「コロナ禍で家にいる割合が増えた」(11.4%)など、在宅時間が増えたことによる影響もうかがえた。

 一方、ペットを飼い始める・飼うことを検討する中で、飼い方・育て方について「詳しく調べたことがある」と回答した人は4割に満たなかった。「簡単に調べたことがある」が42.0%、そして、「調べたことがない」人が2割超存在した。

 ちなみに、「ペット以外で癒やしを求めて購入したもの」を複数回答可で尋ねたところ、「ロボット型ペット」「観葉植物」「ぬいぐるみ」「骨董(こっとう)品・絵画」「マッサージチェア」「洋服」「ルンバ」「CD-DVD」などが寄せられた。

 癒やしを求めるのが生身の動物である場合、家族の一員として受け入れる覚悟と、しっかりとした準備が大切。コロナを機に生まれた人間とペットの絆が、長く幸せに続いてほしいものだ。