まめ学

コロナ禍でも根強い現金派 決済手段の乱立も壁

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 コロナ禍で一層加速したように見えるキャッシュレス化。だが、現金払いを続ける人にはワケがある。最も大きい長所は「使い過ぎない」こと。キャッシュレスは決済手段がいろいろあり、どれを選んだらいいか分からない、という理由もあった。

 調査は、Office With(大阪市)が今でも現金払いを続けている560人を対象に実施した。それによると、現金払いを続ける理由で最も多かったのは「お金の管理がしやすい」つまり、「お財布の中が把握しやすい」ということだ。アプリとクレジットカードや銀行口座を紐(ひも)付ければ、管理は比較的簡単なようにも思えるが、そのカードやQRコード決済の登録が煩雑(はんざつ)で、「どれを登録したらお得なのか分からない」という理由が次点に来ている。「各決済アプリにどれだけの残高を入れているか毎回確認するのが面倒」という声もあった。

 ほかにも、セキュリティに対する不安や、災害時にキャッシュレスが非対応になったという経験から、現金払いを続けている人もいた。

 現金払いで感じるメリットとして最も多く挙がったのが、お金を「使いすぎない」こと。確かに、お財布の中身が減っていく実感は大きいかもしれない。ただ、「ポイントや優待がない」「支払いに時間がかかる」のほか、コロナ禍の中「(現金は)不衛生」というデメリットを感じる人も多かった。