まめ学

自転車が自走できなくなったら!? auの「ロードサービス」、6人に1人は早朝や深夜に利用

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 道路渋滞も関係なく、環境面や「密」を避ける移動手段としても注目されている自転車。でも、突然のパンク、チェーン切れ、電動アシスト自転車のバッテリー切れ等に見舞われると、持ち運びに難儀する重たい塊と化してしまう…。

 au損害保険(東京)の「自転車向け保険」に付帯する「自転車ロードサービス」は、自転車が自走できなくなったときに、50km以内の自宅や自転車店など希望の場所まで無料搬送してくれる便利なサービス(自走不能となった場所が自宅から1kmを超えていれば利用可能)。同社は、このロードサービスが、どのような時間帯やシチュエーションで利用されているのかを探る実態調査を行った。調査は、2019年10月1日~2020年9月30日にau損保の自転車ロードサービスを要請した人を対象に行い、有効回答数は1,254。

自転車ロードサービスの要請件数

 まず、自転車ロードサービスの要請があった時間帯を、早朝(5:00~8:59)、午前中(9:00~11:59)、昼間(12:00~14:59)、夕方(15:00~17:59)、夜間(18:00~20:59)、深夜(21:00~4:59)に分けて見てみると、昼間が27.4%(343人)と最も多かった。次いで午前中が22.1%(277人)で、要請の半分は「午前中・昼間」が占めた。以下、夕方19.2%(241人)、夜間16.2%(203人)、早朝8.1%(102人)、深夜7.0%(88人)。早朝と深夜を合わせると15.2%(190人)で、6人に1人は早朝や深夜の事故やトラブルで自転車ロードサービスを要請していた。利用者からも、「自宅から5キロほどの距離でしたが深夜だったので助かった」「自力で家まで帰ろうとしたが夜遅いため、自転車ロードサービスが使えて良かった」などの声が寄せられているという。

自転車ロードサービスの要請があった時間帯

自転車ロードサービスが到着するまでの時間

 自転車ロードサービスを要請してから到着するまでの時間については、「31分~45分」が35.8%(399人)で最多。次いで「16分~30分」が25.4%(283人)、「46分~60分」が21.1%(235人)、「61分以上」が13.7%(153人)、「~15分」が4.0%(45人)で、約3割が30分か以内に、約7割が45分以内にサービスを受けていた。同社では、要請が集中する午前中や昼間の時間帯には待ち時間が長くなるケースもあるが、自転車ロードサービスの拠点数も年々増やし、待ち時間の改善に努めているという。実際に搬送を頼んだ距離を聞くと、10km以下が4割超、20㎞以下を合わせると約7割と、比較的近距離での利用が多いようだ。

自転車ロードサービス 車種×搬送距離

自転車ロードサービスを要請した際の不具合箇所

 サービスの利用実態をさらに具体的に調べるため、追加で質問したところ、87人が回答した。「自転車ロードサービスを呼んだ際の不具合箇所」は、「タイヤのパンク」が62.1%(54人)でトップ。次いで「チェーン・ギア・クランクの破損」24.1%(21人)、「車体・パーツの破損」16.1%(14人)だった。そのトラブルに見舞われたシチュエーションは、最多が「余暇でのサイクリング中」で66.7%(58人)。次いで「通勤・通学中」が24.1%(21人)、「買い物中」4.6%(4人)、「配達等の業務中」2.3%(2人)だった。新型コロナウイルス禍で公共交通機関内の「密」状態を避けるためにも注目された自転車。通勤に関わるシチュエーションでは、「出勤途中で路上に落ちていた木の枝を踏みパンク。会社まで何とか押して行ったが、帰宅時に自転車ロードサービスを利用」「通勤途中で(電動アシスト付自転車の)モーターが破損。職場までは手押しで運び、自転車ロードサービスで購入店に運んでもらえた」「仕事が終わり自転車に乗ろうとしたらパンクしていた。自転車向け保険に自転車ロードサービスが付帯されていることを思い出し連絡したところ、すぐに救援に来てもらい非常に助かった」などのコメントが寄せられたという。

パンクの原因

 ちなみに、昨年4~5月にかけての全国的な緊急事態宣言下では、自転車を使う人も減ったようだ。自転車ロードサービスの月別利用者数は、昨年2~3月は昨年と同水準だったが、4~5月は大幅に減少。一方、緊急事態宣言の段階的解除後の6~8月は昨年を上回ったという。

 同社は、「自転車ロードサービス」について、重大なトラブルでなくても24時間365日、全国ほとんどの地域で受け付け、自転車店等に搬送して修理に持ち込むこともできるとして、頻繁に自転車を使う人にはぜひ活用してほしいと呼びかけている。自転車ロードサービスの利用方法や搬送の様子を知りたい人は、同社サイトの特設ページ「自転車ロードサービス徹底解説!自転車ロードサービスって実際どんな感じ?」をのぞいてみよう。