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サイバー攻撃は家の端末、QRコード、SNSなどに注意 マカフィーが2021年脅威 予測を公表

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マカフィー 「脅威動向予測レポート」

 サイバーセキュリティー企業のマカフィー(東京都渋谷区)はこのほど、2021年に注意すべきサイバー攻撃など「脅威動向予測レポート」を発表した。新型コロナウイルスの世界的な感染拡大により、家でのデジタル利用が増えたことから「攻撃の標的とされる機会が増加した」と指摘している。

 主な脅威予測として「家をハッキングしてオフィスをハッキング」「ウィズコロナ時代のQRコードの乱用」「攻撃経路として悪用されるソーシャルネットワーク」など6項目を挙げている。

 家のハッキングについては、「新型コロナのパンデミックで在宅勤務が常態化し“家”が職場へと変化した」と指摘。世界中で接続されている家の端末数は22%増加、米国では60%増加したとしている。攻撃者はスマートフォン、パソコン、ゲーム機などに(偽サイトに情報を入力させる)フィッシングメッセージを送り、マカフィーがブロックしたフィッシングのリンク数は昨年3月から11月にかけて1世帯当たり平均400を超えたという。

 マカフィーは、家で使用する端末は企業と違いセキュリティー対策が脆弱(ぜいじゃく)なことから「家が企業を標的にした攻撃対象になった」として「攻撃者は企業や個人向けデバイスにさまざまな攻撃を仕掛けることが予測される」と警告している。

 QRコードの脅威については、コロナ禍の中、企業と消費者の直接接触を避けるためにQRコードが活用されていると指摘。悪意あるQRコードを識別できる人が少ない現状から「攻撃者にとって、QRコードが有用なツールとなっており、攻撃を拡大する」と予測している。

 ソーシャルネットワークに関しては、フェイスブックやツイッターといったSNSを使用して「従業員と関係を築いた上で侵害する高度な攻撃者に注目している」と警戒を強めている。