まめ学

えっ、1日だけで辞める20代がそんなにいるの? 社会人の転職事情アンケート

イメージ
イメージ

 終身雇用制という日本独自のトレンドが崩れ、ひと頃に比べて労働市場は流動化、転職しやすくなったと思われるが、転職の実態はどうなのだろうか? リスクモンスター(東京)がこのほど実施した第1回「社会人の転職事情アンケート」(男女500人)によると、転職経験について全体の56.6%の人が「あり」と回答していた。

 男女別では女性が63.2%と男性の50.0%を上回っている。年代別では終身雇用制が主流だった60代が高くなったのが目立ったが、これは定年後の再就職が関係している可能性が高い。「あり」と答えた人に転職回数を聞くと、男性は「1回」が最も多いが、女性は40代以上で「4回以上」が目立つなど、出産や育児などライフスタイルに合わせて転職を繰り返している様子がうかがえる。

転職経験「あり」の回答者に対して転職回数を調査したところ、65.1%が複数回の転職を行っていることが分かった。
転職経験「あり」の回答者に対して転職回数を調査したところ、65.1%が複数回の転職を行っていることが分かった。

 一方、転職経験者に最短の在籍期間を聞いてみた。多いのは「1年以上~3年未満」「3年以上~5年未満」で、「5年以上」と答えた人の割合は、男性が女性の2倍に達するなど、男性の方が腰を据える人が多いようだ。年代別では、在籍期間1年未満の割合が「20代」と「30代」は半数を占めていたが、驚いたのは在籍期間を「1日」と答えた人が20代では1割以上に達したこと。たった1日だけで辞めるというのは、年代が高くなるほど理解に苦しむ行為と言えるのではないだろうか?

 転職理由に関しては、各年代において多いのは「人間関係」だった。「給料」が2番目に多かったが、これが高いのは40代まで。50代と60代は、お金とは別のことを理由に挙げる傾向がある。