まめ学

女性特有のがん──知っている人の割合は? 若いうちから知識を蓄えよう!

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 日本人の死因トップのがん──このうち女性特有のがんがどれくらいあるのか、ご存知だろうか? エムティーアイ(東京)が運営する女性の一生をサポートする健康情報サービス「ルナルナ」は、3月1日~8日の「女性の健康週間」にちなんで、一般社団法人シンクパールと共同で「女性特有のがんとHPVワクチンについて」の調査を実施。それによると、女性特有のがんを知っている人は91.8%となったものの、知識は十分足りていると感じている人は少ない実態がわかった。

 女性特有のがんについて、その種類の認知率は、「子宮頸がん」が99.2%、「乳がん」が93.1%となり、昨年行った調査とほとんど差がない。ところが、その知識はというと、十分足りていると思っている人はわずかに7.2%。足りないと思っている人は64.7%、よくわからないと答えた人は28.1%と9割以上の人が、女性特有のがんに対する知識について不安を感じているようだ。

女性特有のがんに対する知識、9割以上が不十分と感じている!身近にあるリスクとしての認識は?

 国立がん研究センターと国立成育医療研究センターの集計によると、15歳から39歳までのAYA(Adolescent and Young Adult)世代では女性のがん患者が非常に多く、特に20歳以降は約8割の患者が女性であるという。それだけ、若いうちから、がんの知識を蓄えることは、自分の身を守ることにつながる。

日本人のがんの原因として、女性では「ウイルス感染」による罹患が一番多いのだが、それを知っている人は16.0%、子宮頸がんのほとんどは、ヒトパピローマウイルス(HPV)の感染が原因で、その感染経路は「性交渉」であることを知っていたるのは60.9%。年代別にみると、24歳以下の若年層では約5割の人が経路について知らない様子だ。一方、子宮頸がんの予防として、HPV感染を予防するワクチンがあることを知っている 人は55.4%となっている。

 調査結果から、女性特有のがんについて、若いうちからの啓発が重要と言えそうだ。