新型コロナウイルスの感染拡大によって、外食する機会や飲み会などが減って寂しいと思っている人がいる一方、実は「ホッとしている」人も少なくないかもしれない。
実は、他人と食事をすることが苦手という人は少なくなく、日本教育資料(東京)が 全国の20歳以上の男女1,000人(男女500人ずつ)を対象に実施した調査では、他人との食事に「かなり苦手意識がある」と答えた人の割合が12.1%に達した。
さらに、1度でも他人との食事に苦手意識を感じた人の割合は55.3%と半数を超える。相手にもよるかもしれないが、食事をするのは誰でもいつでもOKという人は、半数に満たないというのが実情だ。
世代別にみると、苦手意識が目立つのは20代、30代だが、20代では「まったく苦手意識がない」という割合も各世代で最も高いなど、若者は意識が二極化している様子。一方、60代以上は苦手意識がある人の割合が抜きんでて少なくなる傾向があり、年配者は社交的と感じさせる調査結果となった。