まめ学

「中間管理職はつらいよ」 悩みを相談する相手がいない人の割合は?

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 「すまじきものは宮仕え」とは昔からよく使われる嘆き文句だが、上司などにこき使われる会社勤めなどホンネではしたくはない──そう思いつつ、日々の業務をこなしている人が多いことだろう。中でも、上司にガミガミ言われるだけではなく、部下から突き上げられる、課長や係長といった中間管理職は「宮仕え」の中でも、特につらいと感じているかもしれない。そんな中間管理職の意識を探るため、ビズヒッツ(三重県鈴鹿市)は、中間管理職の経験者238人(男性177人、女性61人)を対象に「中間管理職がつらいと思う瞬間に関する意識調査」を実施した(調査期間:2021年6月29日~7月13日)。

中間管理職がつらいと思う瞬間1位は「板挟みになるとき」
中間管理職がつらいと思う瞬間1位は「板挟みになるとき」

 それによると、中間管理職がつらいと思う瞬間1位は「板挟みになるとき」(121人)。上司からのプレッシャーに耐え、部下から突き上げられる、そんな悲しい姿の課長さん、係長さんの姿が目に浮かびそうだ。以下、「部下を指導するとき」(21人)「仕事が多岐にわたるとき」(16人)などが続いている。

 こんな悩みが多い中間管理職、さらなる出世を目指して耐えている人もいれば、不本意ながら今の役職についている人もいるかもしれない。実は、自分が中間管理職に向いていると思っている人は少数派。この調査では、およそ3人に2人が向いていないと答えていた。その理由として「一人で仕事するのが好きだから」という意見が目立つが、「優し過ぎる」「ストレスをためやすい」など性格的なことを理由に挙げる人も多い。

中間管理職が向いていないと思う人は64.7%
中間管理職が向いていないと思う人は64.7%

 一方、悩みの相談相手を聞いたところ、家族や友人などプライベートの知り合いが回答として目立ったものの、トップは約35%の人が挙げた「相談相手はいない」。 一人で悩みを抱える孤独な中間管理職が多いようだ。