まめ学

本を読まないのは親の方 勉強すすめる親に限って

イメージ
イメージ

 いつも「勉強しなさい」と言われてばかりの子どもたちなら、反論の材料になりそうだ。子どもや保護者の読書習慣についてたずねたアンケート調査(やる気スイッチグループ・東京)によると、子どもに勉強しなさい、とひんぱんに言う親ほど、読書をしていない傾向があるようだ。

 未就学児から高校3年生までの生徒とその保護者を対象に実施した、読書に関する親子アンケート調査(実施期間2021年8月28、29日、回答数355)。それによると、子どもたちの2人に1人(49%)は週に1回以上読書をしている。学齢別にみると、週1回以上の読書が最も多いのは未就学児(94.4%)・小学1年生(77.8%)・高校2年生(66.6%)の順、最も少ないのは高校3年生(16.7%)・中学3年生(21.3%)・中学1年生(31.1%)。子どもたちの4人に1人(23.1%)は毎日読書をしており、反対に、本を1冊も読まない不読率は20.7%だった。

 さて、保護者の方はというと、週1回以上読書をしている人は31.5%で、子ども(49%)より17.5%低い。子どもへの声がけについても質問したところ、子どもに「勉強しなさい」と常に言う保護者ほど週1回以上読書をしている割合が低く、同時に普段読書をしていない割合も高いことが分かった。

 子どもへの声かけももちろん大切ではあるけれど、自らが読書をする姿を見せることも大切。読んだ本について語り合うことも、双方が読んでいることが前提だ。多忙な日々だが、“親の背中”を見せることにも気を配ろう。