まめ学

20代の5人に1人は「正露丸のにおいを知らない」 大幸薬品が調査、世代間 ギャップが鮮明に

20代の5人に1人は「正露丸のにおいを知らない」 大幸薬品が調査、世代間ギャップが鮮明に 画像1
大幸薬品 「Q. 『正露丸』のにおいについて」

 

 世代間による意識の違いは、さまざまな点で取り沙汰されることが多い。独特のにおいで知られる胃腸薬「正露丸」について、20代の約5人に1人が正露丸のにおいを知らないことが販売元の大幸薬品(大阪市)の調査でわかった。

 同社が9月3~5日にウェブアンケートで実施した全国の20~69歳の男女1000人の回答を分析した。

 20代(200人)の19・5%が正露丸のにおいを「嗅(か)いだことがない」と回答。20代の女性(100人)は24・0%が「ない」だった。これに対し、30代以上は94・9%が「嗅いだことがある」としており、20代とそれ以上の世代とでは大きなギャップがあった。

 大幸薬品によると、正露丸の独特のにおいのもとは、植物由来の生薬「木(もく)クレオソート」。ブナやマツなどの原木を炭化した際に出る煙を冷却し、液化して得られた「木タール」を繰り返し蒸留精製したものだという。

 正露丸のにおいが好きかどうかを聞くと、「嫌い」が「やや嫌い」と合わせ53・7%と半数を超えた一方、「好き」「やや好き」も計12・1%あった。

 自宅に「正露丸」か、においのない「セイロガン糖衣A」があるかどうかを聞いたところ(815人)、「正露丸」が35・6%、「糖衣A」は21・6%が「ある」と答えた。「自宅の薬箱・救急箱に正露丸、セイロガン糖衣Aを入れておきたいか」については(1000人)、「やや入れておきたい」を含め66・8%が「入れておきたい」だった。

 正露丸は100年以上の歴史を持ち、下痢などに効果があるとされる常備薬。大幸薬品は「調査では薬箱・救急箱を常備している人のうち、4割が『常備していてよかった』としており、もしものときに備え常備薬を見直してみては」としている。