まめ学

交通事故の加害者にも被害者にもならないために 2020年版「全国交通事故多発交差点マップ」をチェック!

イメージ
イメージ

 昨年も、千葉県で飲酒運転のトラックが下校中の児童5人を死傷させた、大阪府に住む89歳の高齢ドライバーの車が暴走した…などの交通事故が大きく報じられた。そして、人身事故の半数以上が、交差点及び交差点付近で発生している。そこで、一般社団法人日本損害保険協会(東京)では、最新の「全国交通事故多発交差点マップ」を公表している。全国の地方新聞社、各都道府県警察の協力を得て、2008年から無償で提供している公開データベースの2020年版だ。

 警視庁による2020年のデータを見ると、全国の人身事故件数自体は大幅に減少しており、10年前と比べると57.4%減となっている(2010年:72万5,924件/2015年:53万6,899件/2020年:30万9,178件)。これに伴い「交差点」および「交差点付近」での事故も減少してきてはいるものの、事故全体に占める割合(出典:公益財団法人交通事故総合分析センター)は、約55%とほぼ横ばいである(2010年:55.0%/2015年:54.2%/2020年:56.1%)。

 交差点は、形状や交通量などの特徴が交差点ごとに異なるため、自動車や二輪車のドライバーだけでなく、横断する歩行者や自転車利用者にも注意喚起を促す必要がある。そのため「全国交通事故多発交差点マップ」には、全国47都道府県ごとの事故件数ワースト5について、その交差点の特徴や通行状況、件数が多い事故類型の主な要因と予防方策などがまとめられている。行動範囲内のデータを頭に入れておけば、事故の加害者になる確率も巻き込まれる確率も格段に減るはずである。