まめ学

去年と比べてGWは楽しみにしている? ワクチン接種で安心感も

2022年のゴールデンウィークのイメージ|「GW2022

 コロナ禍で迎える3回目のゴールデンウィーク──昨年までは、自粛ムードが強かったものの、今年はちょっと事情が異なっている様子だ。最も大きな違いはワクチン接種。昨年のGWはほとんど接種されていなかったのが、今年は約8割に到達している。そうした中で、クロス・マーケティング(東京)は全国20歳~69歳の男女1,100人を対象に「ゴールデンウィークに関する調査(2022年)」を実施。 調査は4月15日~4月17日にかけて行った。

 昨年と今年のGW に対する意識について、昨年に比べてどうか──と聞くと、今年のゴールデンウィークは「そんなに楽しみではない」が47.2%と最も高い。「とても楽しみにしている」(8.1%)、「少し、楽しみ度合いが増えた」(23.1%)と楽しみにしている人は約3割で、コロナ疲れもあるのかGWに対するワクワク感は乏しい様子。ただ、年齢が下がるにつれ「楽しみ」とする割合は増え、20~30代は約4割が楽しみと答えている。

 昨年よりも、今年のほうが楽しみな理由としては、やはりワクチン接種を挙げる人が多い。31.8%の人がワクチン接種による安心感を挙げていた。とくに、60代は突出してその割合が高くなっている。

 今年のゴールデンウィークにやろうと思っていること、楽しみにしていることについては、旅行などが多い一方で、部屋の掃除など家で過ごすといった声も少なくない。コロナ自粛を続ける人は多いようで、先行きコロナ感染者数が増加した場合、GWの外出予定はどうするのかを聞くと、外出予定を変更するという人は「一部変更する」「諦めて家で過ごす」を合わせて71.5%を占めていた。