まめ学

日頃ニュースを見聞きしている媒体・メディア 圧倒的に強かったのは?

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 ウクライナ情勢に知床半島の遊覧船事故──日々刻々とさまざまなニュースが入るが、どんな媒体からこれらをキャッチしている人が多いのだろう? このほどLINEは、日本全国の15歳~59歳の男女4,238人を対象に、ニュースや情報を見聞きした媒体やメディアについて調査を実施。聞き取りは3月17日に行った。

 ある平日(3月17日)にニュースや情報を見聞きした媒体・メディアを聞いたところ、圧倒的に多かったのが「テレビ」で67%。SNSなどが発展したネット時代、テレビ離れが叫ばれるものの、ニュースに関してはテレビの地位が不動であることに変化はなく、他の媒体・メディアに比べて圧倒的に高い割合となっている。

 次いで多かったのは「ニュースサイト」で4割弱。以下、「YouTube」「インターネット検索」「Twitter」「Instagram」が3割前後で横並びとなっている。世代別にみると、「Twitter」「YouTube」「Instagram」「TikTok」など、SNSからの情報取得は若い年代ほど比率が高い。Z世代では約半数が「Twitter」「YouTube」を利用している。「Twitter」と「テレビ」を比較では、「Twitter」は52%、「テレビ」は55%で差がほとんどない。

 一方、SNSでも「Facebook」のように、Z世代では2%と低い割合ながら、X世代では2割弱と世代の差が大きいものもある。40歳以上のX世代では、テレビが他の世代に比べて割合が高い。子どもの時から慣れ親しんだテレビで情報を取得しているようだ。一方、男女別では、「Instagram」がどの世代でも男性に比べて高い傾向がある。「Instagram」は情報取得でも女性から高い支持を得ているようだ。