まめ学

スポーツをする人が増加中! 「スポーツに関する調査」発表

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 新型コロナウイルス感染症の影響で、スポーツ環境は制限されてきた。しかし、2022年になりその環境も少しずつコロナ以前に戻りつつある。CCCマーケティング(東京)が行った「スポーツに関する調査」によると、1年前の調査に比べ、スポーツ・運動の実施率は51.9%から58.3%にまで上昇していることが分かった。

 今回の調査は、全国の16歳~79歳の男女2,629人を対象に、インターネットでリサーチ(2022年4月7日~13日)した結果を集計したもの。

 スポーツ実施率を問う設問では、22年と21年の調査のスポーツ・運動の実施率を比較。年1日以上の実施率(「分からない」を除く)は6割近くまで上昇している。頻度別に見てみると、頻度が高い「週5日以上」~「週1日以上」の回答者が増加しており、1年前よりもスポーツをする人が増加し、スポーツをする日数も増加傾向にあることが判明した。

 続いて、今シーズン「会場・現地で観戦したいスポーツ」を問う質問では、「野球」が17.1%で1位を獲得。2位は「サッカー」、3位は「フィギュアスケート」と続いた。また、「テレビ番組・動画配信で視聴したいスポーツ」においても、ベスト3は変わらず、「野球」「サッカー」「フィギュアスケート」となっており、人気の高さがうかがえる。

 さらに、今シーズン注目しているスポーツやチーム、選手を自由回答で尋ねた結果、種目は「野球」が突出しており、メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手という回答が多かったほか、北海道日本ハムファイターズへの期待も高いことが分かった。

 コロナ禍は続いているものの、現在は、有観客での試合も増え、現地で観戦できる環境が徐々に戻ってきている。会場観戦は未だ回復途上ではあるものの、観戦への意欲は高まってきているのではないだろうか。