まめ学

子どもの将来に関して望むのは? 親がなって欲しい職業の上位に入ったのは、やっぱり!

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 子どもの人生は子ども自身が決めること──そう思いながらも、やはり親としては心配で「将来はこうなって欲しい」などと考えているもの。そんな中、スタジオアリス(大阪市)では未就学児を育てる男女500人を対象に、「子どもの習い事と将来に関する調査」を実施。子どもの将来について、就いてほしい職業や夢の応援の仕方、抱えている不安や未来を見据えて取り組んでいること、積み立てている金額などについて探っている。調査方法はWEBアンケート調査で、5月6日~10日に行った。

 それによると、将来子どもに就いてほしい職業は、男の子、女の子ともトップは「会社員」、2位は「一般公務員」と、オーソドックスかつ現実的な回答が上位にランクインした。就きたい職業を聞くと、あらゆる調査で上位に来るのが公務員。ここでも「収入や地位が安定しているから」という意見が多く、子どもに手堅く安定した生活を送って欲しいという親心が垣間見える結果となった。

 もっとも、子ども自身が安定志向になるとは限らない。選ぶ職業について、険しい道のりが待っていそうなものを希望した場合、親としてどのように対応するのかを聞くと、40.4%と4割強の人が「全面的に応援する」と回答。僅差で「応援はするが、親のアドバイスも聞いてほしい(38.4%)」が続いた。

 一方、子どもの将来にどのような不安を抱えているかを聞くと、「経済的に自立できるか(36.4%)」や「安定した職に就けるか(33.6%)」など安定志向の職業観を反映するかのような回答が目立ったが、トップになったのはダントツで「人間関係(64.6%)」。将来的に子どもの人間関係に危惧を抱いている親が多いことがわかった。