まめ学

20代の希望する通勤時間・住む場所アンケート 住居は都心がいいけど近過ぎるのも考えもの?

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 新型コロナウイルスの感染拡大によって、働き方が大きく変化した人が多いと思われる。とりわけ、テレワークが一気に普及したことにより、通勤という概念が変わったのではないだろうか。

 そうした中、学情(東京)は、20代の男女を対象に「通勤時間・住む場所」についての調査を実施。調査したのは転職サイト「Re就活」へのサイト来訪者393人で、5月17日~5月24日にWebアンケートを行った。

 まず、通勤時間について希望する時間を聞くと、最も多いのは34.6%の人が挙げた「15分~30分」で、「30分~45分」の27.5%が続いた。「通勤時間が短いほうが、残業をしても自分の時間を確保しやすい」などプライベートを考慮して選んだ様子だが、数分の短い通勤時間は、「近すぎるとオンオフの区切りをつけにくい」などといった理由で敬遠されている。

 一方、テレワークに関連する質問では、その経験者である20代のうち約半数が都心への居住を希望。20代ではプライベートの便利さを考え、田舎ではなく都心に住みたいと思う人が多数派だ。また、希望する働き方に関しては「基本は出社し、週に1~2回テレワーク」という回答が29.8%で最も多く、以下「テレワークを基本とし、月に数回出社したい」(23.1%)、「出社とテレワークを同割合で組み合わせる」(22.4%)と続くなど、出社とテレワークを組み合わせて働きたいという人が多く、「毎日出社」は14.0%、「フルリモート(毎日テレワーク)」は10.7%といずれも少数派となっている。