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中学時代の制服がブレザーだった男性は60代で1%、20代では約30% 学生の制服デザインに関する調査

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 中学、高校の時の自分の制服姿を懐かしく思っている人もいることだろう。ただ、昔に比べると制服事情は変わった様子──菅公学生服(岡山市)が実施した「世代別の中学校の制服タイプ」に関する調査によると、制服のデザインは世代によって変化してきた様子がうかがえる。調査は6月に行い、10~60代の男女1,200人(各世代男女100人ずつ)が回答した。

 まず、制服の着用状況だが、小学校で着ていた人は3割に満たず、中学(94.0%)、高校(90.8%)では9割以上となっていることから、初めて制服を着たのは中学という人が多いようだ。制服といえばかつては、男子は詰め襟の学生服(学ラン)、女子はセーラー服というのが定番だったが、中学時代の制服について聞くと、男子については40代以上の学ラン比率が8~9割となっているが、30代以下は6~7割に減少、女子については、セーラー服が60代で3分の2を占めるが、男子の詰め襟ほど占有率は高くない。男子は学ランが減った分が、女子はセーラー服の次に多いスーツが減った分が、それぞれブレザーに置き換わっている。

 調査の結果、世代を経て制服のブレザー化が進んだことが明らかになった。詰め襟の学ランやセーラー服では見た目の性差が大きくなるため、ジェンダーフリーがいわれ、性の多様性に配慮がなされるこの時代、性別を問わずに着用できることが、ブレザータイプの背服が増えている背景にあるのかもしれない。