まめ学

「幸せである」と感じる人が最も多い都道府県は? 地域の持続性調査2022

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 今住んでいる場所で、幸せと感じているか? ──ブランド総合研究所(東京)は、各都道府県の住民に対し幸福度をはじめ、愛着度や定住意欲度など、地域の持続性につながる指標について調査する「第4回地域の持続性調査2022」を実施。それによると、住民が最も「幸せである」と感じているのは沖縄県で2年連続して1位に輝いた。

 調査は5月20日~26日の期間、インターネットで行い、各都道府県で約500人(476~514人)、合計22,973人の有効回答を得た。

 「幸福度」は、「あなたは幸せですか」という問いに「とても幸せ」、「少し幸せ」、「どちらともいえない」、「あまり幸せではない」、「全く幸せではない」の5段階で評価、それぞれ100点、75点、 50点、25点、0点で加重平均し算出した。47都道府県の平均は70.1点で、前年の69.2点よりアップしている。

 TOPとなった沖縄県では、「あなたは幸せですか」という問いに対して41.8%が「とても幸せ」、36.2%が「少し幸せ」、8割近くが幸せと感じている。幸福度は77.4点で前年の78.1点よりわずかに減少したが、「全く幸せではない」が2.6%、「あまり幸せではない」が5.3%と、ネガティブな意見は少なかった。

 2位は鹿児島県で75.4点と昨年の15位から順位、点数ともに大きく上昇。3位は宮崎県が74.9点でランクインするなど、上位3県のいずれも温暖な気候の九州地区が独占した。4位は静岡県で昨年31位から大幅にランクアップし、5位の福岡県も12位から上昇した。反対に、東京都は46位、神奈川県は45位、千葉県は44位と、首都圏は幸福度が低いようだ。