まめ学

現代の夜更かしチルドレン 寝る前に動画やゲーム

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 正直、大人だって寝る直前までスマホを手にしている人は少なくない。だから、良し悪しは別として、子どもたちがそうであっても驚くには値しない。小学生の子どもを持つ20~40代の母親300人を対象に実施した「子どもの夜更かし」アンケート調査(パナソニック)によると、子どもの夜更かしの理由は、「テレビやネット動画の視聴、ゲーム」だった。

 7月6~7日にインターネットを通して調査。子どもの就寝時間について、「寝る時間が遅い」と感じている母親は64%。平日の就寝時間を見ると、小学校の中・高学年では「22時くらい」が最も多い。夜更かししている時に子どもたちがやっていることは、「テレビの視聴」(44%)、「ネット動画の視聴」(32%)、「ゲーム」(29%)の順だが、平日の就寝時間が22時以降の子どもたちでは、「ネット動画」(47%)と「ゲーム」(36%)の割合が高かった。

 もっとも、「睡眠前の環境づくりを普段からおこなっている」という母親は37%にとどまる。環境づくりをしたい気持ちはあっても、「時間がない、面倒でできていない」(21%)、「やり方がわからない」(13%)、「環境づくりをおこなうという発想がなかった」(11%)という人が多いようだ。