毎年秋に発表されている都道府県の魅力度ランキング(ブランド総合研究所・東京)。目下13年連続で1位になっているのは北海道だが、今回、住民が自ら居住する都道府県に魅力を感じているかを調査した「地域の持続性調査2022」(同)では、北海道は3位。住民による魅力度が最も高かったのは沖縄県だった。
47都道府県それぞれの住民約500人に対して、5月20~26日にかけて調査し、22,973人の有効回答を集めた。沖縄県は住民の59.1%が「とても魅力的」、28.4%が「やや魅力的」とし、合計で9割近い87.5%が地元に魅力を感じていた。全国消費者による魅力度ランキングでは3位だったが、住民による評価はそれを大きく上回った。福岡県も、消費者の魅力度ランキングでは7位だが、住民の評価は高く2位。一方、消費者による魅力度ランキングで首位の北海道は、住民による評価は3位だった。
消費者による評価と住民の評価の差が最も大きいのは愛媛県で、前者が32位であるのに対し、後者は15位だった。