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運転中の「ヒヤリハット」を8割が経験 ホンダが「クルマと移動に関する調査」実施

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ホンダ 「クルマと移動に関する調査」

 

 ホンダ(東京都港区)は、全国18歳以上の普通免許を保有する男女1200人を対象に8月18~22日、インターネットで「クルマと移動に関する調査」を行った。調査対象の内訳はペーパードライバー、運転頻度の高いデイリードライバー、1年以内に免許を取得した新人ドライバー各400人。

 まず運転中の「ヒヤリハット」について尋ねたところ、全体の80.4%が経験しており、ペーパードライバー(87.8%)とデイリードライバー(87.8%)で違いはなかった。その内容は、複数回答で「追突しそうになった」「前のクルマが進んだことに気が付かず後ろに迷惑をかけた」「駐車時の後方確認が不足」「アクセルとブレーキの踏み間違い」などが多かった。

 全国でアクセルとブレーキを踏み間違える事故が多発しているが、踏み間違えるシチュエーションについて質問(複数回答)すると、「駐車場で細かく出し入れをしていた時」が最も多く、「渋滞時にアクセルとブレーキの位置の思い込みをしていた時」「単調な道での運転でぼーっとしていた時」が続いた。新人ドライバーは「渋滞時にアクセルとブレーキの位置の思い込みをしていた時」と答えた人が最も多かった。

 ホンダは、軽自動車「N-WGN(エヌワゴン)」をモデルチェンジし、アクセルとブレーキの踏み間違いによる急加速を防ぐ機能を採用し、安全性能を向上させたことから、今回の調査を行い、結果を発表した。