まめ学

自動車の維持費に関する調査 やはり月々のガソリン代が増加!?

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 ガソリン代の高騰によって、ますます維持するのが大変になったマイカー。維持費の実態はどうなのか? ──このほどナイル(東京)は、自家用車を持つ全国の男女1,326人を対象に、毎月のガソリン代金や駐車場代金、保険料金など車の維持費についてのインターネット調査を実施。調査は、9月8日から13日にかけて行った。

 まず、今のご時世、原油価格の急騰や円安に伴う、ガソリン代金の上昇が気になるところだが、毎月のガソリン代はいくらか聞くと、最も多い回答価格帯は「5,000円~10,000円未満」で、割合は42.3%。次に多い「0~5,000円未満」の25.9%を足して約7割の人がガソリン代を月間で1万円以下に抑えていることがわかった。ちなみに、前回の調査では「5,000円~10,000円未満」(39.1%)「0~5,000円未満」(33.0%)だった。5,000円未満の回答が減っているが、その分、他の金額が増えており、ガソリン代高騰の影響は家計に響いているとみることができる。

 一方、駐車場料金については、2年前より費用が抑えられる傾向がみられた。今回の調査では「5,000円~10,000円未満」(40.6%)「0~5,000円未満」(27.6%)が1位、2位を占めたが、2年前の調査では、「5,000円~10,000円未満」(34.9%)「10,000円~20,000円未満」(28.4%)「0~5,000円未満」(21.6%)という順位だった。ということで減少傾向にあることが調査結果から読み取れる。保険金については「5,000円~10,000円未満」(41.5%)「0~5,000円未満」(36.9%)の順に多いなど、全体的に抑えられている様子だった。

 総じて、自動車の維持費に関しては、「高いと感じる」が82.9%、「高いと感じない」が17.1%で、多くの人が高いと感じているようだ。