まめ学

不安感じるが半数以上も対策する人は少数派 自動車盗難に対する意識調査

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 ちょっと離れるだけでも、鍵を刺しっ放しにしていると危ない! ──油断していると、いくら治安がいい日本であってもマイカーが盗まれてしまう。ナイル(東京)が全国の男女1,963人を対象に実施した、自動車盗難に対する意識についてのインターネット調査によると、車を所有する人の半数以上が自動車盗難に不安を感じている実態が明らかになった。調査期間は10月18日~22日。

 自動車盗難は2003年のピークから年々減少していたが、2022年に入ってから、前年同期に比べて20%近く増えるなど急増中。そうした中で、自動車盗難に不安を感じている人の比率は54.2%に達した。半数以上の人が盗難に不安を感じながらも、これについて対策をしていない人は60.5%に達した。さらに、盗難に対応する保険に入っているかどうか聞くと、「入っている」が66.4%だが、残りの33.6%が「入っていない」と回答。無防備な人が少なくないようだ。

 対策している人に、具体的な対策の内容を聞くと、3割近くの人が警報装置、アラームを挙げ、ドライブレコーダー、ハンドルロック・タイヤロックがそれに続く。マイカーを盗難から守るためにも、何かしらの対策を打っておきたいものだ。