まめ学

全国で最も知られていない名産品は? 「ふるさと名物に関する知名度調査」

都道府県内知名度と全国知名度のギャップ
都道府県内知名度と全国知名度のギャップ

 “ふるさと納税”の返礼品で“ご当地”の名産品がこのところ注目されているようだが、あなたは全国にある名産品をどれくらい知ってる? インテージリサーチ(東京)が昨年に続いて、「ふるさと名物に関する知名度調査」を全国の20歳以上の男女約1万人を対象に実施した。

 まず、全国的に知名度が高いものから探ってみると、1位は2年連続で北海道の「白い恋人」(86.0%)、2位は京都府の「生八ツ橋」(79.8%)、3位は沖縄県の「ちんすこう」(79.0%)で、トップ3は昨年と変わらず。いずれも、人気となっている旅行先で、“定番”のお土産となっており、もらった人、あるいは旅先で買った人が多いのではないだろうか。

 また、昨年に比べ最も知名度が上昇したのは、静岡県の「黒はんぺん」で3.6ポイント増の21.3%。2位は兵庫県の「淡路島たまねぎ」で3.4ポイント増、3位は山梨県の「桔梗信玄餅」で2.7ポイント増。調査では、昨年の名物3,300産品に全国の各自治体がふるさと納税の返礼品に用いている産品を追加して約5,000産品としたが、新規の調査産品の中で最も知名度が高かったのは、長野県の「信州そば」の55.9%だった。

 ところで、故郷の名産品を話して「そんなの知らない」と言われたことはないだろうか。地元では有名でも、全国では知られていない名物は多く、今回の調査では、34都道府県の151産品に70ポイント以上の知名度ギャップがあった。その1位は、秋田銘菓である「金萬」。秋田県民に幅広く知られ、親しまれている有名な和菓子だが、秋田県での知名度は93.7%だったのに対し、全国知名度は8.2%でその差は85.5ポイント! 徳島県の「金長まんじゅう」、鳥取県の「打吹公園だんご」などはご存知だろうか。

 調査では、ふるさと納税の受入額と返礼品の知名度の関係を見ると、ふるさと納税受入額の上位30に入った自治体の約6割で、返礼品に全国知名度40%以上の産品が含まれていたが、せっかくの名産品、知名度アップのために、知られていない名物ほど返礼品に活用した方がいいと思えてくる。