まめ学

暴言や暴行を受けた経験がある介護職は? 上司や職場の仲間に相談しても・・・

main (29) 介護に関して、虐待や暴言などの問題がクローズアップされているが、一方では介護サービス利用者からの暴言や暴力なども頻発しているという。そんな中で、ウェルクス(東京)は「介護のお仕事研究所」の読者、介護系のSNS(Facebook、Twitter)の読者を対象に、「介護職が受ける暴言・暴力」と題した実態調査を実施したが、それによると、実に98%とほとんどの人が介護サービスの利用者から暴言や暴行を受けたことがある実態が明らかになった。

 実際に声を拾ってみると、「利用者に噛まれた」(20代・女性)、「つねられる・引っかかれるのはしょっちゅう」(30代・女性)、「認知症の方から暴言や叩かれたり、引っかかれたりと常にされる」(40代・女性)──などなど。認知症の周辺症状というのもあるが、現場が苦労している様子がうかがえる。

sub3 (18) こうした状況について、利用者からの暴言・暴力を上司や職場の仲間など周囲の人に相談できた人は87%。ただ、それによって、解決できた人は15%に過ぎない。また、解決には至らないながら相談したことで、気持ちが楽になれた人は半分となっており、利用者からの暴言や暴力に関する悩みを抱えながら働いている人が多いようだ。