まめ学

抗がん剤で知りたいのは効果?副作用?費用? 肺がん患者100人に聞きました

 日本人の部位別がん死亡数で最も多いのは肺がん。病院検索・医薬品検索・医療情報サイト群ならびに医療者向けサービスを運営するQLife(東京)が、現在抗がん剤(分子標的薬含む)による治療中、もしくは過去に治療を行ったことがある肺がん患者100人を対象に、肺がん治療における患者の薬物治療選択の意識と実態について調査を実施した。今回の調査は、実際にかかった人の情報を知る上で貴重な調査と言えるかもしれない。

治療を受ける前にどんな説明を受けたかったか
治療を受ける前にどんな説明を受けたかったか

 ほんの少し前まで、肺がんは治りにくいイメージが強かったものの、今では新たな治療薬が複数登場したことを背景に、その治療環境は飛躍的に進歩している。そうした中、患者は望む治療が受けられているか否か気になるところだが、調査では92%の患者が「複数の治療法について説明を受けた上で」治療を受けたかったと回答する一方、「複数の治療法について説明を受けてから治療を開始した」のは56%と情報提供に大きなギャップがあることが明らかになった。

グラフ3
グラフ3

 また、抗がん剤治療を受ける前に知りたかった内容は、「効果」、「副作用」、「入院の有無」、「治療期間」、「費用」のうち、8割以上の患者が「効果」と回答。さらに、抗がん剤治療を選ぶ際の効果と副作用のバランスについては、「効果が1番高い治療方法であれば、副作用があったとしても治療を受けたい」という人が45%となっており、何においても、とにかく治ることを考える患者が大半を占めている。