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山口県のうまいもんを首都圏へ 「地域商社やまぐち」がブランドをPR

 山口県のうまいもんと言ったら、まず思い浮かぶのは「ふぐ」? 「いやいや、海の幸、山の幸、たくさんの食材や郷土料理が山口県にはある!」というのが地元の人たちの思い。そんな山口県が誇る食材を首都圏に売り込んでいこうと、昨年10月に設立された「地域商社やまぐち」(山口県下関市)が、自社ブランド「やまぐち三ツ星セレクション」をメディア、バイヤー向けにPRするイベントを3月27日、東京都内で行った。 

試食会に並んだ料理
試食会に並んだ料理

 地域商社やまぐちは、県産品を首都圏などへ売り込む山口銀行主導の地域商社。山口県と山口銀行が共同で地域創生に取り組む中、設立準備が進められた。同銀行のほか、山口フィナンシャルグループ、ベンチャーファンド、山口県内民間企業6社による100%民間資本で設立。山口県は、新商品の開発やプロモーションの実施などの広報面を中心に支援を行っている。やまぐち三ツ星セレクションには現在、同県の歴史と風土に育まれた魅力ある県産品の中から厳選された27アイテムが登録されており、同社では、大都市圏、海外への販路拡大と、ECサイト構築によるBtoC(business to consumer、個人顧客相手のビジネス)ビジネスも展開していく考えだ。

やまぐち三ツ星セレクションの商品
やまぐち三ツ星セレクションの商品

 イベントで、地域商社やまぐちの坪倉昭雄社長は「まだまだ知られていない山口の食材を首都圏の方々にも知っていただき、少しでも山口を身近に感じてほしい」とあいさつ。山口銀行の吉村猛頭取は、「(地域の特産品をブランド化して地域の内外に売り込んでいく)地域商社は、全国各地で設立の動きが出ているが、民間主導の形では我々が先陣を切っている」と取り組みへの自信を語った。山口県の村岡嗣政知事は、「山口県の観光資源は、もっと磨いて伸ばせる。ブランドを通して山口の潜在力を感じてほしい」などと話した。

自社ブランドのPRイベントであいさつした「地域商社やまぐち」の坪倉昭雄社長
自社ブランドのPRイベントであいさつした「地域商社やまぐち」の坪倉昭雄社長

 試食会では、商品の展示のほか、セレクションや山口県の食材を使った料理やスイーツがずらり。坪倉社長は、「商談などでも非常に好評をいただいている。来月には売り出しを始めるので、首都圏の百貨店などにも置いていただき、高価でも上質なものを求める層をターゲットに売り込んでいきたい」と意気込みを語っていた。

試食会に並んだ料理① 試食会に並んだ料理②