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W杯の稼ぎをすべて寄付 フランスの新星エムバペ

 惜敗するも世界から称賛の声やまぬサムライ・ブルー。今朝は寝不足のまま出勤という人も多いはず。“予想外”という言葉が失礼にあたる活躍だったが、惜しくもここで一段落してしまったサッカーファンたちのために、まだ勝ち進んでいるもう一つの「ブルー」、フランス代表チームの話題を。立て続けのゴールでアルゼンチンを突き放したフランスの19歳、キリアン・エムバペ選手は、このワールドカップで得るボーナスの全額をチャリティに寄付すると発表している。 

 フランスのスポーツ専門紙、レキップによると、同国の代表選手は、このW杯で一試合ごとに2万ユーロ(約260万円)のボーナスを受け取っている。だがエムバペ選手は、「代表チームで報酬を得ようとは思っていない。ボーナスは慈善事業に使ってほしい」とし、病気や障害を抱える子供たちをスポーツを通して支援するフランスの慈善団体「プルミエール・ドゥ・コルデ」に寄付するとした。同チームのサミュエル・ウムティティ選手も「ワールドカップでプレーできるということは、夢を実現するという喜び。もちろんプレーすればお金は出るけど、そんなことどうでもいいんだ。お金のためにプレーしてるわけじゃないからね」と話した。 

 エムバペ選手は、この他にも、移民や低所得者住宅が多いことで有名なパリ郊外、サン・ドニ地区の中学校で、生徒たちがロシアに研修旅行に行くための資金援助に参加している。他の代表選手たちも、エムバペ選手に続く可能性があるとしているほか、今回のロシアに随行したフランスサッカー連盟のメンバーのために、選手やスタッフ全員がボーナスの一部を拠出するとしている。 

 ちなみに、もしフランスが優勝した場合、ボーナスは30万ユーロ(約3,900万円)の予定。次回、準々決勝のウルグアイ戦は6日(金)23時~! 

 

text by coco.g