おでかけ

伊豆最古の温泉で森林浴の露天風呂 猛暑の疲れを癒やしに

竹林を目の前にした客室露天風呂
竹林を目の前にした客室露天風呂

 散策を楽しんだら、竹林を眺めながら露天風呂でのんびり。秋の小旅行にお薦めの温泉をご紹介しよう。

敷地内をぬうように流れる吉奈川では釣りも楽しめる
敷地内をぬうように流れる吉奈川では釣りも楽しめる

 伊豆最古の吉奈温泉、「東府や」に行ってきた。奈良時代から“子宝の湯”として親しまれ、徳川家康公の側室「お万の方」も入湯したという吉奈温泉。幕末には、米公使ハリスの侍女として仕えたことで有名な「唐人お吉」が2年間逗留した宿が、この「東府や」だ。吉奈川のせせらぎを傍に、四季折々の風情を楽しめる広い庭や、珍しい大正ガラスなど意匠をこらした大正館のカフェアールデコ、歴史をたどる資料館など、週末の一泊ではもったいないほどの見どころが、3.6万坪の敷地内に散在する。着いたらまずは、富士見平に上ってみよう。約40分の散策は、普段よりたっぷりの夕食を考えると、ひと風呂浴びる前の良い運動だ。

富士見平に登る道
富士見平に登る道
散策の道
散策の道

 泊まったのは、川沿いの露天風呂付きメゾネット、ヴィラスイート「蔵」。本館から散策の小道を少し歩いたところに建つ別邸だ。吹き抜けの2階テラスに、源泉かけ流しの露天風呂。目の前は竹林だ。散策がてら川沿いの「行基の湯」、「河鹿の湯」など、大きな露天風呂も楽しめる。

行基の湯
行基の湯

 食事は、江戸時代の建物を活かした茅葺(かやぶき)屋根の「懐石茶や水音」で。伝統的な柱や梁と、川面を眺めることができる縁側、デッキテラス。猛暑の疲れを癒やし、季節の歯車を回すのにぴったりの週末を過ごせる。

食事をする懐石茶や
食事をする懐石茶や