まめ学

お彼岸についての疑問を解決! メモリアルアートの大野屋がQ&Aで

Red spider lily

 今年の秋のお彼岸が9月20日からスタートした。秋分の日とその前後3日間が秋のお彼岸。だから今年のお中日は9月23日だ。お彼岸にはお墓参りをするという人が多いと思うが、お彼岸の準備やマナーは大丈夫だろうか? メモリアルアートの大野屋(東京)は、運営している「大野屋テレホンセンター」に寄せられたお彼岸に関する最新の問い合わせの一例を紹介している。 

  そもそも、お彼岸とは何か?  「彼岸」はサンスクリット語の「波羅密多(はらみった)」から来たものといわれ、煩悩と迷いの世界である「此岸(しがん)」にある者が、「六波羅蜜(ろくはらみつ)」の修行をすることで「悟りの世界」すなわち「彼岸(ひがん)」の境地へ到達することができるというもの。太陽が真東から上がって、真西に沈み昼と夜の長さが同じになる春分の日と秋分の日を挟んだ前後3日の計7日間を「彼岸(ひがん)」と呼び、この期間に仏様の供養をする事で極楽浄土へ行くことができると考えられたことがお彼岸の由来だ。 

sub4  では、「大野屋テレホンセンター」に寄せられたお彼岸に関する最新Q&A(9月集計)を以下に紹介してみよう。回答するのは、メモリアルアートの大野屋で終活・仏事アドバイザーを務める川島敦郎氏だ。 

 Q. 8月末に亡くなった方に、お彼岸に何か贈りたいと思っています。四十九日を過ぎないと初彼岸にはならないので贈らない方が良いのでしょうか? 

A. 亡くなって初めて迎える彼岸でも、新盆と同じような考え方はしません。故人様のご供養のために、お彼岸にお供物などをお贈りして差し上げると良いでしょう。

 Q. お彼岸にお墓参りに行こうと思っています。仏滅や友引など、日取り(六曜)がよくない時にはお墓参りに行かない方がいいでしょうか? 

A. 「六曜」は、古代中国で行われていた吉凶占いの一種で、仏教や仏事とは関係の無いものですので、特に気になさらずに結構です。仏様のご供養ですから、いつお参りされても問題ありません。ご家族の皆様がそろう時にお参りに行かれると良いでしょう。

 Q. 故人も思い入れがある、自宅の椿を墓前に供えたいと思っています。薔薇が良くないと聞きますが、椿も避けたほうがいいのでしょうか? 

A. 一般的に供花は、香りの強いものやトゲのあるものを避けますが、その限りではありません。故人様の思い入れのある椿ならば、むしろよい御供養になるのではないでしょうか。

 Q. 近所の方が亡くなっていた事を少し後になってから知り、お悔みの連絡をしたところ、お彼岸に自宅へお参りに行くことになりました。何を持って行けば良いのでしょうか? 

A. 地域性やお付き合いの深さなどにもよりますが、御仏前として3千円から5千円を目安にお包みするか、お線香やお菓子などの御供物をお持ちすることが多いです。お供物は故人様がお好きだったものを選んでも良いでしょう。 

 Q. お彼岸に引越しや家具の出し入れしても良いですか?してはいけないことはありますか? 

A. お彼岸は先祖供養をする期間とされていますので、ご先祖様の供養を最優先にし、その上でお引越し等をされれば問題ないでしょう。特にこれをしてはいけないということもございません。 

  参考になったぁ~という人も多いのでは?