おでかけ

紅葉目前の高尾山へ 早朝出発、帰りは温泉~

展望台から都心方面をのぞむ
展望台から都心方面をのぞむ

 紅葉狩りの季節。でも渋滞や人ごみは自然の静けさを半減させる。そこで、紅葉目前、あと一歩、という山の色を楽しみに高尾山に行ってみた。まだまだ緑の樹々、その合間合間で色づく葉。まさに季節が変わっていく過程を感じる景色もまた楽し。

建築家・隈研吾氏がデザインした、杉材を使った駅舎
建築家・隈研吾氏がデザインした、杉材を使った駅舎

 東京都八王子市にある高尾山は、標高599メートル。フランスの旅行ガイド、緑のミシュランガイドブックでも、最高評価の三ツ星に輝く“観光地”としても有名で、年間の登山者数は約260万人と、実は世界一の山だという。都心から電車でも車でも1時間前後。たっぷり登山気分が味わえるコースも、ケーブルカーやリフトで上り下りする方法もあるから、どんな人でも楽しめるのが人気の理由かもしれない。

頂上からの眺め
頂上からの眺め

 今回は、数あるコースの中でも最も“登山者向け”と言われる「稲荷山コース」で上ってみた。この登山道、元は林業用の道だったといい、登り始めると、杉やヒノキ林の中で存分に森林浴ができる。確かにゴツゴツした岩や大きな木の根が張った場所、急こう配の階段などが随所にあり、雨の後などは滑りやすいところもあるから、しっかりした靴が必要だが、登山の経験がある人にとってはハイキング気分で登れるコース。山が初めて、という人なら“達成感”が味わえる山道と言えるかもしれない。

稲荷山コースの入り口
稲荷山コースの入り口
なかなか急な階段も
なかなか急な階段も
倒れた木を乗り越え…
倒れた木を乗り越え…

 高尾山の紅葉のピークは11月中旬から。杉やヒノキなど常緑樹も多い稲荷山コースでは、今はまだ所々色づいた葉がある程度だが、山頂まで上れば真っ赤になった木々も楽しめる。

山頂はすでに紅葉
山頂はすでに紅葉
色づく葉から木洩れ日
色づく葉から木洩れ日
少し色づいた葉
少し色づいた葉

 帰途は、吊り橋を通る4号路を下りて展望台へ。そこからリフトで下山。登山口である高尾山口の駅には3年前に新しい温泉施設ができており、疲れた身体を存分にほぐせる。

4号路人気の吊り橋
4号路人気の吊り橋
残り半分はリフトで下山
残り半分はリフトで下山
高尾山駅の温泉で疲れをほぐす
高尾山駅の温泉で疲れをほぐす

 早朝に出発して8時過ぎから登れば、帰途展望台付近でのんびりお昼を食べて下山しても、午後1時過ぎにはすでに温泉。余裕をもって休日を過ごすことができる。

下山途中、展望台近くの店で山菜とろろそば
下山途中、展望台近くの店で山菜とろろそば
あちこちで焼いている焼団子
あちこちで焼いている焼団子

 

text by coco.g