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クラフトジンブームのパイオニア 「シップスミス」のブランドセミナー

  シップスミス誕生がクラフトジンブーム 

同社の蒸溜所
同社の蒸溜所

 アメリカでビールやワインなどクラフトムーブメントに影響を受けていた幼なじみのサムとフェアファクス。二人はいつか故郷のイギリスで伝統的なクラフトジンを作りたいと思うようになっていたと、フェアファクス氏は語り出した。

 数年後2人は仕事を辞め、故郷のロンドンに戻り、ジンの蒸溜所を開業しようと動き始めた。その後マスターディスティラー(蒸溜責任者)のジャレット氏も加わり、3人で伝統のロンドンドライジン作りが始動した。 

 しかしその後、小規模蒸溜所を規制する法令(1823年制定)の“壁”にぶつかった。 政府への陳情に2年の歳月を要し、困難を極めたが、2008年に約200年ぶりとなる蒸溜所開設のライセンス取得ができた。このライセンス発行が後に、ロンドンで約450もの蒸溜所を生み、イギリスのみならず世界におけるクラフトジンムーブメントのきっかけとなったのだ。 

夢に向かう、創業者3人の情熱が魂(スピリッツ)として誕生

 そしてフェアファクス氏はブランドのネーミングについて解説。ブランドの命名は、銀細工の職人をしていたフェアファクスの父からヒントを得たという。SIPSMITHは「味わい感じながら飲む」という意味を持つ英語の“SIP”に 「職人・匠」という意味を持つ“SMITH”を合わせた造語。ブランドには情熱と技術で最高のものづくりを目指すという意味が込められている。