カルチャー

137年経てようやく サグラダファミリアに建築許可

Sagrada Familia,  Catholic church in Barcelona, Spain

 1882年に着工して137年、いまだ建築途上のスペイン・バルセロナの大聖堂・サグラダファミリアに、ようやくバルセロナ市の「建築許可」が下りたことが6月7日、明らかになった。

 毎年世界中から450万人以上の観光客が訪れる世界遺産だが、昨年まで“違法建築”状態にあったことは先月の弊サイトでもお伝えした通り。同教会の公式ブログによると、130年以上前の着工当初に建築家・アントニ・ガウディが許可を申請していた自治体は、現在のバルセロナ市に吸収合併される前のサン・マルティ。その返事が得られないまま、現在まで正式な許可なしで工事が進められていた。

 100年以上“放置”されていたこの異常な状態を正常化するため、昨年、教会側が市に解決金を支払うという方法で打開することを決め、この6月7日、460万ユーロ(約5億6千万円)の納付で合意。ようやく「許可」が下りた。

 完成まで300年はかかると言われていたサグラダファミリアだが、技術の進歩などで工期は大幅に短縮され、ガウディ没後100年の2026年に完成予定とされている。