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ぎっくり腰になった時選択できる医療とは

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腰痛の93%は精神的ストレス

2本足で歩くようになったことが原因で、10人に9人は死ぬまでに腰痛を感じると言われています。しかし、整形外科が専門の大学教授医師による最新の研究論文では、腰痛の93%は精神的ストレスが原因であると言っています。

整形外科で対応できる7%の患者が抱える疾患は、腰椎の骨折、骨腫瘍、腰椎ヘルニアなど、緊急性の高い外科手術が必要かもしくは重度の病気ということになります。いずれも、外科手術の設備や内科医等と連携が取れる施設つまり医師が複数常駐する中規模以上の病院でなければ対応できないということになります。

入浴・揉む・冷湿布を貼る行為は腰痛を悪化させる3大悪

それでは、急に腰の痛みを訴えた93%の患者様は、どの様な医療を受けたらよいのでしょうか。まずは速やかに整形外科等の専門医に相談することが重要ですが、医者にかかる前にやってしまいがちな3つのNG行為を紹介しておきます。

ぎっくり腰に対して、多くの人は身体を温める行為を行っています。日本人が好む行為は入浴です。昔から、あん摩が国民に浸透しているので、痛みがある腰の部分を揉む人もいます。湿布薬が安易に入手できる環境にあるので、冷湿布を貼っている人も少なくありません。

この3つの行為は、痛み始めた腰の痛みを悪化させ、動けなく状態へ助長させる3大悪行為です。特に、腰が痛み始めた時5分以上熱い湯船に入っていると、翌日痛みが増強して、動けなくなる確率が極めて高くなります。

精神的ストレスに最も有効な治療は鍼治療

身体の疲れが原因でぎっくり腰になった時は、入浴をせず、睡眠や休養を十分取ることにより改善に向かっていきます。翌日も腰痛が消えないときは、精神的ストレスが強いことが原因と考えられます。精神的なストレスや疲労に有効な治療として鍼治療が挙げられます。

鍼治療をすると、精神状態を安定へと導きます。精神活動の不安定が引き起こした腰痛に対して鍼治療を行うと、発症した日であれば、1回の治療で痛みが消えます。筋肉疲労や内臓疲労を伴う時には、灸治療が有効です。いずれも、2~3回の治療を加える事に拠り腰痛は解消されます。

腰痛の病態把握を的確に行っている医者(鍼灸師)を見つける

鍼灸治療を受ける際は、知識と経験を兼ね備えている医者(鍼灸師)にお願いする必要があります。当院では、自発痛・運動時痛・夜間痛を伴い身体を動かすことができない患者様に常時対応していますが、お近くの鍼灸院をご利用になる際はぎっくり腰で痛みが強く歩行困難な状況を伝えた上で、治療が可能かをお尋ねいただきたいと思います。

<筆者略歴>

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清野充典:鍼灸師・柔道整復師

清野充典:鍼灸師・柔道整復師 1982年、西洋医学を理解した東洋医学者の育成を目指し世界で初めて設立された鍼灸医学専門教育機関「明治鍼灸短期大学(現明治国際医療大学)」鍼灸学部を卒業。1987年2月2日、東京都調布市で清野鍼灸整骨院を開院。明治国際医療大学客員教授、早稲田大学特別招聘講師等歴任。「鍼灸を国民医療」にすべく、東京大学、早稲田大学、順天堂大学等の日本国内を始め、海外の様々な大学や医療機関との共同研究を進めている。1991年には、分院である清野鍼灸整骨院府中センターが診療を開始。2010年からは保健活動も開始。毎週木曜日に「ヨーガ教室」を開催して多くの人に東洋医学に基づいた健康管理方法を伝えている。

(清野充典:鍼灸師・柔道整復師)

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