おでかけ

露天、スパに部屋食 湯河原でストレス解消してみた

のんびり客室露天
のんびり客室露天

 週末1泊でストレス解消の小さな旅。あまり遠くでは疲れるが、東京からなら、神奈川県の湯河原は比較的近くて行きやすいところだ。客室露天風呂に、最近は減ってしまった「部屋食」が楽しめて、ちょっと特別なスパで心身をほぐす。「海石榴」(つばき)に泊まってみた。

 東京から東名、小田原・厚木道路経由で約1時間半。緑に囲まれた数寄屋造りの清楚な建物を目指す。玄関で靴を脱ぎ、抹茶と和菓子でゆったりと出迎えのひと時。それぞれ趣の違う部屋が並ぶ中、今回泊まったのは「空蝉」(うつせみ)という名前だ。宿の名前「海石榴」は、いわゆる植物のツバキの古語で、部屋の名前はそれぞれツバキの品種だという。

 テラスにはお目当ての露天風呂。和の庭園を眺めつつ入る露天は、好みで温度調整もできるようになっている。宿泊はちょうど冬至前、部屋にたくさんのゆずが用意されており、心ゆくまでゆず湯を楽しめた。大浴場も、遅い紅葉の色を眺めつつの露天風呂で、たくさんのゆずが香っていた。

さごしの水晶巻きやラディッシュのキャビア射こみなどの前菜
さごしの水晶巻きやラディッシュのキャビア射こみなどの前菜

 この宿をお勧めする理由の一つは、部屋食。宿泊者ごとに区切られてはいても、食事処での食事がほとんどの昨今、海石榴では一つ一つ、丁寧に運ばれる食事を部屋でのんびり楽しめる。今回は高齢の親を連れていたため、予想以上にこれが喜ばれた。味はもちろん、満足、満腹の献立。朝食ももちろんお部屋で。懐かしい目覚めの梅干しサービスなどもあり、サービスの仲居さんと話が弾む。宿泊は、大人ひとり1泊2万4,790円~。

芝海老真丈のお澄ましはツバキの形
芝海老真丈のお澄ましはツバキの形

 リラックスを極めるスパは、テクニックやホスピタリティなどの評価でトップ10を決める「クリスタルアワード2019」を受賞した「ZEN STYLE SPA ichirin」。心身ほぐしてくれるこのスパはかなりの人気だから、宿を予約したら出発前にスパも予約を。